看護師のてんこ

おちこぼれても、看護師

サ高住の看護師

サ高住を知っていますか?

正確にはサービス付き高齢者住宅、です。

多くは60歳以上か、介護認定された60歳未満の方が契約して入居しています。

 

一般型と介護型にわかれるそうです。

一般型が、個別の介護サービスをうけることができ、

介護型が、介護度別で定額サービスを受けるものです。

 

ここでも、常勤や派遣看護師が活躍しています。

 

わたしは、訪問入浴の外部サービスで1件入ったのと

看護師がする介護の派遣と、看護師として派遣されていきました。

 

マンションというか、有料老人ホームのような印象でした。

 

看護の介護派遣では、サービス提供時間が決められて、

その時間に訪室し、

オムツ交換やら清掃をしていました。

看護師派遣では、訪室し、

褥瘡処置や、薬塗布等、

処置メインで、淡々と働くことができます。

 

介護士さん主体の現場になります。

 

派遣でいくと、経営母体がしっかりしているか、どうかと言う違いはあります。

しっかりしているところでは、仕事に集中できますが、

スポット看護師ばかりで、申し送りもなく、状態悪い利用者が何人かいて…と

いう施設もありました。

 

意識消失が続く人がいますが、家族が承諾しないので

診察を受けていません、て言われたことがありました。

このような施設でかつて、”今日は看護師さんがいるから、安心よ”と口々に言われ、

看護師をわかっていないな~と思いました(-_-;)

こちらもいつもやっているからいいの!と、

スポットナースの提案や言うことに耳を貸さない

という状態でして、

看護師は責任者でも医師でも便利屋でも、しりぬぐいやでもありませんから。

介護主体だから、仕方ないです。

 

特に忙しいこともなく、利用者とコミュニケーションをとりながら

ゆったり仕事ができます。

病院で疲れたナースは、サ高住もいいと思います。

しかし、内情はできるかぎり確認が必要です。

大手企業でも、中ぐちゃぐちゃとか普通にあります。

 

老人保健施設で2か所働きました('ω')

リハビリを行い自宅復帰に臨むはずが、たいてい戻らないように感じた。

期間が定まっていて、他の施設に行ったり来たりする人もいたが、

何年も住み続けている利用者もいた。

施設によるみたいである。

 

看護師はバイタルサイン測定をして、処置をしていく。

当時、手書きの経時記録を書いていた。

看護計画もなかった。

吸引も、点滴も経管栄養も必要な利用者はかなり少ない、

ほぼいないといってよい。

便秘の処置と皮膚の処置ばかりだった。

浣腸か摘便か、下剤かといったことばかりだった。

 

介護士が多くいて、食事介助もオムツもやってくれていた。

たまに亡くなる利用者もいるが、まれである。

緊急度も少なく、看護師はルーチンで働くことができる。

有料老人ホームと違い、利用者の要求は少なかった。

 

2か所で働いたが、居心地の良さは人間関係による。

 

看護師は、思うに封建的な上下関係で生きていて、

どういうわけか、おかしい人もまあまあいて、

そういう人に当たりさえしなければ、病院よりのんびり働ける。

病院付属だと、利用者が体調崩れても、すぐに送り込めるので、

看護師としても好都合だろう。

 

老健で働きたいと考えたら、紹介派遣はおすすめできるかと思う。

試しに働いて、継続できそうなら本契約をすればよい。

有料老人ホームとは?バイタルサインとりまくり💦

有料老人ホームはレベルがいろいろある。

超高級だと、ハイソな世界を垣間見ることもできるかもしれない。

 

余談だが、病院では、患者はそこまでわがままではない。

介護は利用者主体である。

御客様である。

施設側も利用者の要望を聞き続けていた。

それは、利用者がおかしくてもである。

私は、バナナ3本といったのに、4本ついている房がきた

というクレームを聞いたことがある。

いかの燻製を食べながら、薬を飲む利用者も見た。

介護分野はサービスである。

 

逆に、小さい施設で、介護が強くて利用者に厳しく接し、利用者が委縮というのも

見た。

利用者がわがままであっても、あまり直接看護師に降っかからないことが多い。

どちらかというと接する時間が長い、介護士に降っかかってくる。

 

私がいた老人ホームでは、基本的にバイタルサイン測定(血圧、脈拍、熱 SPO2)を

測っていた。

あとは処置して、入浴後の軟膏塗り。与薬。まれに点滴あり。

通院や入院の付き添いといった内容であった。

オムツは介護士がやることが多い。

記録も手書きで、”特変なし”ばかり書いていた。

いや、特変なしハンコが7あった。

 

病院と違うから、現状維持というか、ルーチンワークである。

良くしていこうというのはない。

看護師にとっては刺激や勉強はないことが多いが、平穏な生活が送れる。

 

中には、看護師が事務所からでてこないで、

薬のチェックも、バイタルも、経管栄養のセットも介護がやるところもあった。

チェーンの大型有料老人ホームでは、食事の最中にどんどん患者に服薬を

させているところもあった。

食事中の利用者に口をあけてもらい、漢方薬やら薬の粉末やらをいれて

飲ませていく。

多すぎて、食後では回り切れないからである。

利用者も慣れているのか、文句はない。

 

仕事内容は、施設ごとに異なる。

施設によって、受け入れ可の患者の状態レベルは異なってくる。

夜看護師はいないから、吸引必要な人は受け入れていないとか、

日勤看護師のスケジュールで経管栄養の回数が2回まで等。

 

処置はインスリン、在宅酸素、点眼、与薬、弾性包帯巻き、

まれに点滴、まれに経管栄養ぐらいである。

 

老人ホームで働いて、私は自分のことを自分で出来るというのが、

一番よいと思った。

高級有料であっても。

人に任せるということは、自由がないし、

サービスが受け取り側に最善なものがもたらせるわけではない。

 

人手不足が多い、看護介護業界で、サービスが充実しないこともあるだろう。

中には、利用者もスタッフも最高といったところもあると聞いた。

よい場所は求人もそうでないだろう。

できれば、高級なホームを選ぶとあたりが多いのではないかと思う。

自立が多いだろうし、施設側もしっかりと対応する姿勢があるだろうから。

期待をせず働き、良いところがあったらラッキー!ぐらいの気持ちで

働くといいだろう。

看護師は、辛いよ 

看護師は、環境がすさまじく悪い、ことが多いです。

 

人間関係が極端に悪いか、中に極端に悪い人がいる。

結構封建的。

給料激安。(給料が高い人はいます)

職場が、こちらの思うように技術を教えなかったり、

同じ技術なのに人によって違ったり。

サービス残業当たり前。

人の生命に直結する。ミスが許されない。

認知症が多い。

 

私は、底辺病院での勤務が多く、准看護師になって、

ちょうど7年が過ぎるぐらいだから偏ったところしかみていない。

今回は人間関係について、少し。

今、私も悩んでいるから。

 

看護学校の先生からしてそうだったが、同僚の方々も感情が抑えられない人が

います。

自分の嫌なものを弱きものに吐き出したいタイプはいます。

そして、職場に先に来ている人が(先輩)、基本的に正しく扱われる。

辞めて欲しくない。面倒はごめんてことでしょう。

 

そして、相手(上司でさえ)の論理は破綻してることが多いです。

やった覚えがないことも、注意されたりします。

できていたことも、できない癖にと言われます。

1回でも、かすった程度でも教えられたら、”教えたよね”

本当に激悪な環境でも、きちんと対処しないとこちらが悪者扱い。

上司もわかっていても、こちらを悪く言ってきますね。

 

先輩方は言います。

”最初はいじめられた”とか、こんなことも教えてもらえなかったとか等。

かわいそうだったその人たちは、今後輩にひどい扱いをしてたりします。

自分がされて嫌なことを、平気でしてきます(・。・;

人の質も低い人が多いのかと思います。

 

中には、優しい人もいます。

同情なんて、長続きはしませんから、

人のやさしさは当てにはしてはいけません。

 

ヒステリックに声を上げていく人、体当たりする人、手が出る人も

いますね。

 

それで、自分の望める仕事が与えられたら、それでもいいのでしょうけど。

仕事がうまく回してくれない。

教えるタイミングを作ろうともしない。

 

そんな職場ですが、いつづけることで環境が改善することもあります。

長くいることで、認めてくれることもあるでしょう。

 

新人さんは、辛かったら辞めてもいい、ということはわかって欲しい。

無理に我慢して、死にそうな思いまでして、行く価値はこの仕事にはない。

もし、我慢できそうなら、その環境で耐えることもして欲しい。

将来につながるケースもあるから。

 

 

 

体力勝負!訪問入浴の看護師

私が初めて准看護師として働き始めたのは、訪問入浴の派遣でした。

訪問入浴の看護師は、資格さえあれば、仕事ができます。

しかし…実際はスキルがないと大変なことも…

スキルがあっても大変なことも(-_-;)

 

訪問入浴はすぐ仕事がもらえ、まあまあよい金額がもらえます。

が、体力をつかいますし、人間関係が厳しいこともあります。

 

訪問入浴では、看護師は派遣が多いです。

仕事は、浴槽をのせた車で、3人1グループで行動します。

 

オペレーター:リーダー 車の運転、浴槽担ぐ、風呂のセッティング。

ヘルパー:お湯を張ったり、セッティング、看護師と一緒に患者の世話

看護師:バイタルサイン測定(体温、血圧、脈、呼吸)、記録、患者の着脱、

処置(軟膏塗布、PEGこより、まれにストマ、時にALSの人)

 

1日7-8件程度家を訪問し、浴槽をセットして患者を風呂に入れていきます。

患者の着脱、処置までして、すべて元通りにしていきます。

 

これを40分程度ですべて終わらせて次のお宅に向かうことを繰り返します。

看護師は記録を移動の車の中で書きます。休憩もないこともあります。

移動が休憩だと言われてしまうこともあります。

 

看護師だけではないですが、大きな荷物を持たされ、時にエレベーターのない古い建物の6階まであがることもありました。

 

バイタルサイン測定は、すべてアナログです。

血圧はアネロイドと言って、聴診器をつかうものを、なぜかほとんどの会社がこれを使っていました。

そして、まれに聴診しても音が聞こえない人もいました(さまざまな事情から)

血圧測定は、実習とはわけが違います。

患者は自分の家で動き、話す人達です。

測定ができないと入浴できない。

どうしてこんな値なの。血圧が200近い人から60台(収縮期-上)までいました。

本当なの?自分を責め、何度も測定したりしたことも( ;∀;)

 

そんなに、深刻にならなくていいんです。

重病人は家には、(ほとんど)いません。

血圧が、60台のその人も、目の前でお話していますから(-_-;)

困ったら、ケアマネ、かかりつけ医に連絡を、オペレーターに言って、

やってもらいましょう。

 

プレッシャーは最初のころはとんでもなかったです。(今は平気(-_-;))

 

在宅の方が、病棟より血圧もとんでもなかったりします。

入浴許可値が決められている人は、入浴中止となります。

が、入浴会社としてはお金がとれないので、

なんとか入浴をさせようとしていくことになります。

 

あと、手袋が使いづらい環境です。

看護師的にはアンビリーバブルな環境です。

当初私も、肛門周囲や白癬の爪を素手で触らされました。

会社は時間を掛けたくないのです。

ヘルパーも素手でやってました。

強制はしてこないので、手袋をポケットに忍ばせて、さっと手袋をつかえば

特に言われません。

 

毎日違う派遣看護師を迎えることからか、入浴会社の職員は

厳しい態度だったり、めんどくさそうな対応を派遣看護師にする人もまあまあいました。

 

私が、この仕事を2年近くしていたのは、自分のスキルの低さがありました。

もちろん、能力があり、自ら志願して社員として働く人や直雇用の人もいました。

 

その中の看護師の一人に、”何故訪問入浴をしているのですか?”と聞いたことがあります。

”3人で行動するから”とのお答えでした。

 

病院での看護師のプレッシャーは計り知れないことからいったら、

気が楽に感じる人もいるかと思います。

 

直雇用の看護師だと、入浴業務だけでなく、事務的なことや

介護職員の指導的役割を担っている人もいました。

保育園の看護師

保育園の看護師として働いていたことがある。

正社員である。

グループの保育園で、一つの園に1人の看護師が配属。

その園では、看護師は0歳児クラスにつく。もちろん保育士と一緒である。

園の児童の健康状態にも気を配り、毎月保健のおたよりを作成する。

遠足の付き添いをする。

医師の診察にも付き添い、歯ブラシ、手洗い指導も実施した。

児童の頭のしらみ探しやら、湿疹がです、医師の診察はいりますか?と

呼ばれた。

前の保育園看護師の公認として、歯ブラシを太陽に天日干しやらも付き合うが、

エビデンスまではわからず、本当なのか?という心境でやっていた。

私に子供はいないので、子育てしていたらまだわかっただろう。

これは私が資格を取得したてで、看護師の仕事も、一般の人が看護師に何を

期待しているかもわからなかったころのことだ。

子供、特に0歳児のかわいらしさは際立っていた。

子供を取り巻く、親や祖父母のかわいがる様子は見ていて心が和らいだ。

半面、発達障害児を担任が選び出し、園外の施設にも通わせることをしていて、

児童を取り巻く環境が、私の頃と違って厳しくなっているような気持になった。

仕事としては、きつくはない。

だが、なにか児童に起きたときが怖い。

その後数年をへて、コロナ関連の保健所業務をしている時に、

保育園でクラスターを耳にして話を何度も耳にして、

現場の辛さはさぞかしだろうと思った。

その園ではお給与は安かった。手取りが20万円に届かなかった。

SMSで保育園看護師の金額が高い人がいるが、公立なのだろうか。

なにより他に看護師がいない。

園長に相談できるが、異業種である。

判断はしなければならない。

また私の中で看護師として、本道から外れる、という想いがあった。

定年退職した前の看護師が、"看護師には足らない仕事なんです”と

新米保育園看護師の私のことで園長と話した時に言っていたそうだ。

本業ではない、という想いが私にはあった。

つまり、看護師の仕事をし終わった人ならいいのでは、と思った。

 

ここは、准看護師では園に補助金がでないということが判明し、

辞めることにした。

その後、派遣で准看護師でも可と、保育園の話があった。

クラスも持って欲しいということで、仕事が決まったが、辞退した。

 

今思っても、看護師の職場とは雰囲気がだいぶ違う。

昨今、保育園の虐待のニュースがある。

私がいたところは、子供のことを想っていたと感じたし、

病院と違い、看護師同志の陰惨な空気とは違う感じがした。

 

 

今看護師バイトするなら、コールセンターに行きましょう(^^)/

今、看護師・准看護師でアルバイトを探すならコールセンターがおすすめです。

理由は、賃金が高めで、座り仕事であり、忙しくないため体力的に楽です。

中で働いているのは派遣の看護師たちです、職種が一緒な分共感もでき、仲間です。

内容は、コロナ関連業務で多くは、受電です。

私は、ある保健所の発熱相談、保健所の聞き取り調査、

FUC(自宅療養者フォローアップセンター)を2か所、

都道府県の発熱相談のコールセンターを派遣で働いてきました。

一番楽なのは、発熱相談ですが、他の業務も慣れです。

多くはPCを使いますが、中には電話とリストをたよりに業務もありました。

以前は、派遣で月2回の勤務で働くことができましたが、

今は週2回は入れないと仕事に就けないことが多いようです。

准、正ともに時給は2千円代ですが、特別手当がつくことが多いです。ある期間は時給が3000円台が付いたり、48日の期間で20日でたら、10万円支給などもありました。

が、安定はしていません。

時期がくると、センターは急にしめます。センターは継続しますが、他社が委託になるのか、移転します。

派遣1本でやるならば、情報収集をしていくか、2件のセンターを兼業もありです。